【女子バスケ】パリ五輪メンバー発表後初の強化試合で圧勝 第3Qまで12本中2本と勢いに乗らない林咲希が最終Q序盤から連続3P奪う
◇三井不動産カップ2024(東京大会)バスケットボール女子日本代表国際強化試合 日本125-57ニュージーランド(4日、有明アリーナ) 【画像】格上・オーストラリア相手に19得点の林咲希選手 6月25日にパリ五輪の日本代表選手12人が発表され、佳境を迎えた女子バスケ。世界ランキング9位の日本は、同26位のニュージーランドとの第1戦を迎え、125-57で勝利しました。 第1クォーター、山本麻衣選手と林咲希選手の連続3ポイントシュートで試合を一気に日本のペースに持ち込みます。馬瓜エブリン選手が相手のボールをブレイクし、そのままレイアップ。チームコンセプトの「走り勝つシューター軍団」の名の通りポイントを決めた後もすぐにボールにくらいつき、39-15で大量先制しました。 第2クォーターも林選手が3ポイントを狙いつつも、高田真希選手がリバウンドから着実に得点を決めるチームプレイ。その後もリバウンドから速攻で攻める日本に、焦るニュージーランドがファールを重ねます。日本は前半だけで13本の3ポイントを決め、67-34とさらにリードを広げ後半へ入ります。 第3クォーター、メンバーは信頼を寄せる主将の林選手にボールを集めますが、ここまで3ポイントが12本中2本となかなか決まりません。しかし、フォローするように他の選手がプレッシャーディフェンスで相手の攻撃を防ぐと、エブリン選手がパスをカットし、フリースローを奪います。さらに、東藤なな子選手が4本目の3ポイントを決めるなどチームで得点を奪います。 92-49で大幅リードの日本は第4クォーター、開始41秒と1分35秒に林選手が連続3ポイントを決め復活。さらに士気を高めます。続くように山本選手が6本目の3ポイントを決めると、日本が次々に3ポイントを決めていきます。勢い衰えずそのまま日本はニュージーランドを圧倒し、勝利を飾りました。 パリ五輪初戦は日本時間30日、アメリカと対戦します。