快進撃の福岡・精華女子は初の決勝ならず 3連覇狙う京都精華学園に惜敗【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 精華女子京都精華学園72―70(27日、東京体育館) ■「うお~スゲー発想」超巨大ヌードルツリー登場【写真】 女子準決勝の1試合目が行われ、初の4強進出を果たした精華女子(福岡)が全国総体覇者で大会3連覇を狙う京都精華学園に72―70(27―19、16―25、14―15、13―13)で惜しくも敗れた。福岡県勢の女子として2010年度大会で準優勝した中村学園女子以来となる決勝進出はならなかったが、過去最高成績の3位となった。 第1クオーター(Q)はまず身長189センチの留学生アキンデーレがゴール下からのシュートを決めて先制。京都精華学園の3点シュートに苦しみながらも、精華女子は主将でエースのU17日本代表の清藤優衣や中釜光来の鋭いドライブからのシュートで応戦。一進一退の攻防が続いたが、終盤に3連続で3点シュートを決めた精華女子が8点のリードをつけた。 第2Qは3点シュートのほか、3点プレーなども重なり京都精華学園にじわり詰め寄られた。アキンデーレが3つ目のファウルをもらったことで、途中からベンチ待機を余儀なくされたことも響きゴール下でも攻防も苦戦した。43―44。 第3Qは序盤にゴール下で連続失点を喫し、さらに3点シュートも決められて苦しい展開が続き43―50に。それでも下川蒼乃の3点プレーなどで反撃。清藤の3点シュート、コートに戻ったアキンデーレのゴールなどで詰め寄った。57―59。最終Qも中釜が中に切れ込んで得点を決めるたほか、66―72の残り約40秒では清藤が3点シュートに成功。最後まで食い下がったが、あと一歩及ばなかった。
西日本新聞社