オジサン、父としての評価貰えてますか? 息子が借りたくなるような服持ってるのも実は高評価なんです!
息子からファッション話振られるなんて、この上ない贅沢!
仕事は順調、休日も家族との時間をたっぷり設けて、"パパ通信簿"は平均以上を保てているつもりですが、息子が育つにつれコミュニケーションが希薄になっているのも事実。反抗期・思春期は正常な成長といえますが、ちょっぴり寂しい気も…。 HDPで振り返る! 青春時代に輝いていたストリートファッション ちなみに、ママは子供との距離もいくぶん近いからか関係も淀みなく良好。そんな妻から、先日ちょっとした報告を受け、嬉しくなったことがひとつ。
それは、出社後に息子が『ちょっとパパのジャケット借りるから、一応ママから伝えておいて』という朝の一幕があったそうな。 子供がファッションに興味があるなんて聞いてなかったけれども、実はしっかりと親父のファッションを品定めしていたみたい。もちろん、何を着ても自由ではあるけど、選ぶ洋服でオヤジがリスペクトされることが意外にあるってことです。 「人は見た目が100パーセント」や「人は見た目が9割」は極端な気もしますが、ビジネスマンの必須アビリティ“メラビアンの法則”を理解していれば、当然っちゃ当然。
どちらかと言えば友達との共通項にもなるゲームやトレーディングカードのほうにお小遣いやお年玉を分配していたし、小学生の頃はスポーツブランドやキャラクターもので満足していた息子が、アークテリクス(ARC'TERYX)のシェルを羽織る日が来るなんて……。
しかし、なぜ急にパパの洋服を借りたくなったのか?
嬉しそうな顔をしながら直接本人に聞くのも無粋なので、色々リサーチすると今の高校生は“チー牛”扱いされないことが、ファッションの第一条件なのだそう。
ここでチー牛の説明は省きますが、オジサン世代だと“オタク”、または"ネクラ"ってところでしょうか。 確かにリュックやアウターなんかは、有名なアウトドアブランドを身につけている学生を通勤中にチラホラ見かけましたが、あれがブランドネーム、ブランドパワーによって 周囲の目線から自身のポジションを守ることに役立てていたのかと驚愕したもんです。