「でも」「どうせ」「だって」…思考停止を呼ぶ5大NGワードをポジティブに変換する中学で習う英単語
行動力を上げるには、どんな言葉遣いをするといいか。メンタルコーチの一条佳代さんは「『でも』『どうせ』『だって』『だめ』『できない』の5Dの言葉は行動だけでなく、思考すらもストップさせてしまう。5Dの言葉を使ってしまったら肯定的な文脈で言い換えるといい」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、一条佳代『行動力神メソッド55』(三笠書房)の一部を再編集したものです。 ■他人に向けた悪口も、最終的にはすべて自分に返ってくる 行動力を上げるために意識したい「口動(こうどう)(言葉づかいを意識した習慣)」は、「プラス言葉を使う」ことです。 行動力のある人は、自分もまわりの人も大事にしています。自分のことを認めて肯定できるだけでなく、まわりの人の素敵なところを見つけて、積極的に伝えています。 あなたも、自分と相手の素敵なところに、いち早く気づける人になってください。 とはいえ、自分のことを認めて褒めるのは、少々難しいかもしれません。 自意識過剰のように思えて気後れもしますし、「本当にそうかな?」と半信半疑になってしまう人も多いことでしょう。自分で自分を褒めるのはハードルが高いと感じる人は、まずは、まわりの人の「素敵探し」をしてみてください。 周囲の人の「素敵探し」は、実は自分自身の「素敵探し」と同じ効果があります。 なぜなら、他人を褒めることは、意識の97%を占めるともいわれる、あなたの潜在意識に届くからです。潜在意識は主語を認識できない特徴をもっているので、相手に向けて話しても、自分ごとに置き換えて認識します。 他人に向けた悪口も、最終的にはすべて自分に返ってくるということです。潜在意識は、自分に向けた悪口だと認識してしまうのです。 また、潜在意識はイメージと現実の区別ができません。イメージしたことをそのまま実現しようとします。時間の概念もないため、過去、現在、未来の区別ができないという特徴もあります。