「でも」「どうせ」「だって」…思考停止を呼ぶ5大NGワードをポジティブに変換する中学で習う英単語
■現実社会の制約が取り払われるIfを使って思考する 中級 5Dの言葉を言い換える たとえば「でも、実現は難しそう」と否定的に言ってしまったら、「実現するとしたら」「実現するかもしれない」のように、肯定的な文脈で言い換えます。 「私にはどうせ無理」は「私だからこそ、むしろ○○はできる」のように変換します。現実にできるかできないか、信じるか信じないかはさておき、とにかく“できる”方向で言葉を発することに意味があります。 「もし実現するとしたら」のように、Ifを使って思考してみるのもおすすめです。 Ifで考えると、現実社会の制約が取り払われるので、発想が自由になり、いいアイデアが浮かぶかもしれませんし、実際に実現している人が見つかったり、気持ちが前向きになったりする効果もあります。 上級 実現したいことを言語化して、具体策を考える 自分がやってみたいことを自由に描いて言語化し、次に「どうすればできるか」をできるだけ具体的に考えます。一度に全部を実行しようとするのではなく、考えたプランを少しずつ行動に移していくことを目指しましょう。 ---------- Point 5Dの言葉はそのまま放置せず、肯定的に言い換えるクセをつけよう ---------- ---------- 一条 佳代(いちじょう・かよ) メンタルコーチ、Vision Navigation代表取締役 コーチ育成コンサルタント、ネクストコーチングスクール代表。1971年兵庫県生まれ、京都府出身。高校卒業後、オムロン株式会社に10年勤務し、出産を機に退職。2020年二人の子どもと一緒に京都から東京に拠点を移し、株式会社Vision Navigationを設立。「すべての人が夢を持ち、夢に生き、互いの夢を応援し合える社会に」との理念のもと、ネクストコーチングスクールを主宰、「人気コーチ養成講座」を開講。また、法人向けに復職支援セミナーやコミュニケーション活性セミナーの研修講師も数多く務める。 ----------
メンタルコーチ、Vision Navigation代表取締役 一条 佳代