鹿児島県・大隅半島の「新ごぼう」が出荷シーズン…白くて柔らかく、香りが良いのが特徴
鹿児島県・大隅半島で生産された「新ごぼう」の出荷シーズンを迎えている。 【写真】世界最大級のかんきつ類「晩白柚」どんどん出荷…熊本県八代地方の特産品、超特大サイズは重さ3キロ前後
大隅半島の四つのJAでつくる「大隅ごぼう団地」(中野正治組合長)が、12月から翌年4月までに採れたゴボウを新ごぼうとして出荷。県内最大級の産地として、今季の生産量は345トン、2億1600万円の売り上げを見込む。
同団地によると、新ごぼうは白くて柔らかく、香りが良いのが特徴。今夏の猛暑の影響で生育が遅れ、出荷のピークは来月下旬になりそうだという。
志布志市のJA県経済連大隅野菜事業所で20日、出発式が行われ、中野組合長が「春の香りを届ける新ごぼう。害虫が少なく、今季も良いものができた」とあいさつ。その後、生産者ら約70人が新ごぼうを積んだトラックを拍手で見送った。