入荷日は“お祭り”だった『ストII』巡る小さなゲーセンの漫画が話題「懐かし過ぎる」「ドキドキ感」作者語る
1991年にアーケードゲームとして登場し、いまだに根強いファンがいる“格ゲー”の金字塔『ストリートファイターII』。90年代を代表するゲームであり、多くのプレイヤーを熱中させた名作である。 【漫画】一世を風靡した『ストII』…なかなか入荷しなかった思い出ありませんか? ~本編 漫画家の後藤羽矢子さんは当時ゲームセンターでバイトをしており、その時の思い出をコミックエッセイとして描いたのが『ストIIがなかなか入荷しなかった思い出』。漫画『90年代のゲーセンでバイトしていた話』に収録された話で、後藤さんのX(旧Twitter)に投稿されると、約6000件もの「いいね」が寄せられている。 後藤さんが働いていたゲーセンは小さな店だったために、なかなかストIIの基板を入手できない状況だった。そのせいで客足が遠のいたものの、ようやくストIIを入荷することになって店員や常連客は歓喜にわき、稼働する当日は大きな賑わいを見せるのだった…。 当時を知る読者からは「懐かしすぎる」「近所に入った時のドキドキ感は忘れられない」といった声が寄せられている。そこで作者である後藤さんに同作を描いたきっかけについて話を聞いた。 ―『ストIIがなかなか入荷しなかった思い出』を描いたきっかけを教えてください。 以前からXでゲーセンバイトの思い出漫画を単発であげていたのですが、こんな困った客がいた!みたいなネガティブな内容が多くて、でも自分にとって思い出深いバイトであったので、ポジティブな思い出も描いてみようと考えて描きました。 ―今でも『ストII』は根強い人気がありますが、後藤さんは『ストII』に触れることはあったでしょうか? ストIIは自分でも少しやっていましたが、元々反射神経のいるゲームは不得意だったので、あっという間に限界を感じて人のプレイを観る専門になりました。バイト仲間にすごい上手い人がいて「先生」と呼んでいました。 ―『ストII』では、どのキャラを使っていましたか? 春麗を使っていました。昔からキャラは見た目で選ぶたちでした。ゲームは下手でしたが、春麗の絵はよく描いていました。 (よろず~ニュース特約・カキMONO.1)
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