月明かりと潮騒とジャズとディナー 大洗の海辺が一夜限りのレストランに
海辺で月明かりの下、潮騒とジャズの生演奏をBGMに堪能するディナーだ。茨城県東茨城郡の大洗町で、「常陸乃国アウトドアディナー」(Coelacanth・茨城県大洗町)が9月16日に開催される。茨城県が誇る常陸牛や常陸乃国いせ海老を使用した、一夜限りのスペシャルディナーイベントだ。 大洗町は太平洋に面しており、古くから海水浴の由来となった潮湯治が親しまれ、かつては多くの文豪が逗留し文筆活動などを行ってきた。江戸時代には水戸黄門こと徳川光圀公もひんぱんに訪れ、夜空に浮かぶ月や波、水面に反射する月光を眺め、和歌「磯月」を詠んだと伝えられている。 その大洗海岸で、光圀公が食したとされる食事を現代風にアレンジしたディナー。当時の情景に思いをはせながら、特別な時間を楽しめる。税込み1万6500円。申し込みは完全予約制(10組20人限定)。専用サイトから申し込みを。