「墓じまい」「仏壇じまい」変化するお墓事情 多様化する「弔いのカタチ」#令和の親 #令和の子
家族で集まったときに話し合っておいたほうがいいことは?
最後に、お盆で帰省する人も多い中、家族で話し合っておいたほうがいいことについて太島さんと梅津さんに聞きました。 「特に今の70代くらいの人たちは自分たちが苦労してきた分、子どもたちにはお墓のことで苦労させたくないという人も多い。一方、子どもたちは『1年に1回位ならお墓参りもするのに』と親子間ですれ違っている場合もあるので、事前にコミュニケーションをとっておくことをおすすめします」(太島さん) 「まずは夫婦間で話し合うのをおすすめします。夫婦である程度話し合ったあとに子どもたちに伝える。たまにあるんです。女性のほうが『夫や義実家と一緒のお墓には入れないでほしい』とこっそり言ってくるパターンが。妻も夫も健在でしたら、まずは夫婦で話し合って子どもや遺された家族が迷わないようにするのがいいと思います」(梅津さん) 故人を思う気持ちは今も昔も変わらない――。親世代や自分たちが納得のいく最期を迎えるためにも、まずはお盆を身近な人や家族とコミュニケーションを取り合う機会にしてみてはいかがでしょうか? 参考サイト *【第3回】改葬・墓じまいに関する実態調査(2024年) https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/10695/ **【第15回】お墓の消費者全国実態調査(2024年) https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/10693/ ※「終活に関する意識調査2023」 https://www.halmek-holdings.co.jp/news/press/2023/qesw47v_zks/ ※この記事は、THE GOLD ONLINEとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。