武豊騎手がエルムS連覇へ 芝ダート問わず活躍するGI馬と初コンビで挑む
GIウイナーとの初コンビで連覇なるか。武豊騎手がドゥラエレーデ(牡4、栗東・池添学厩舎)で、エルムステークス(3歳上・GIII・ダ1700m)の2年連続3勝目を狙う。 【写真】ドゥラエレーデこれまでの軌跡 武豊騎手はこれまでエルムSに11回参戦。97年にバトルラインで初挑戦初制覇を果たした。その後は06年のサカラート(6着、2番人気)、07年のロングプライド(3着、1番人気)、19年のグリム(7着、1番人気)など、悔しいレースが続いたが、一昨年のウェルドーンで実に25年ぶりの連対となる2着。そして昨年のセキフウで待望の2勝目を手に入れた。 今年のパートナーはドゥラエレーデだ。一昨年のホープフルSの覇者。その後は主にダートで実績を重ね、昨年はUAEダービーが2着、チャンピオンズCと東京大賞典が3着。そして今年も前走のドバイワールドCで5着に健闘している。意外にも初のGIII参戦となる今回は、間違いなく地力上位の存在だ。 今年で55歳を迎えたレジェンドだが、暑さに負けることなく、先月はプロキオンSをヤマニンウルスで制している。ここでダート重賞連勝、そしてエルムSの連覇となるか。真夏の札幌に集ったファンを大いに盛り上げてほしい。