“道後温泉本館”再開に沸く観光地 地元の思いは… “松山城”土砂崩れから1週間
森キャスター 「見てください、床に字が浮かび上がってる」 現代のニーズに合わせた改良も加えられました。 神奈川県から来た観光客 「こんな良いタイミングで工事が完了すると思わなくて」 森キャスター 「どうでした? お湯入ってみて」 神奈川県から来た観光客 「もう気持ちよくて恍惚(こうこつ)」
観光スポットの復活から1週間。道後の街は多くの観光客でにぎわってました。 愛知・名古屋から来た観光客 「日本の原点があるような。初めて来ているわりには懐かしいって感じ」
そして、ここに来たら食べたいのが、愛媛県の郷土料理・鯛めしです。愛媛産のマダイの刺し身に秘伝のタレを合わせ、あたたかいごはんと一緒に味わうぜいたくな一品です。 丸水 越野常久店長 「本当に多いときは1日で300食ぐらい出ます」 道後温泉の復活で、さらなる観光客の増加に期待が高まっています。 道後温泉の温泉宿でも、多くの客室数を誇る道後プリンスホテル。夏休みの観光客の増加を見込み、最上階に露天風呂付きの客室を新たに着工中です。
道後プリンスホテル 佐渡祐収代表取締役社長 「当初(土砂災害の)事故が発生したときは、問い合わせが非常に多くありました。(土砂災害の影響で)松山城に来られないとなると、愛媛・道後に行くのは少し先にのばそうかと、影響は出るのかと非常に心配しています」 さらに、頭を悩ませているのが働き手不足。そこで、若い働き手を確保するために踏み切ったのが、休館日の拡大です。 道後プリンスホテル 河内広志会長 「日本人が大切にする休みの前後に、大きく連続休みを入れるという制度を取り入れた」 繁忙期の前後に大型連休を設けるなどして従業員の休みの日数を増やし、宿泊業界の“休みづらいイメージ”の改善へ。 道後プリンスホテル 佐渡祐収代表取締役社長 「5年半ずっと待ちわびた中での道後温泉本館再開というところでありますので、パワーアップしているというのを全国に見せていきたい」