【アンガールズにインタビュー!】特別展「昆虫 MANIAC」母とカメムシの思い出、2人が感動した本展示のいいところ
山根さん:今回展示されている昆虫の中には宝石のような美しさを持つ昆虫もいます。この色合いや輝きは、人工物ではなかなか再現できないものです。きれいなものやかわいいものが好きな子も喜びそう。 田中さん:あと、危険な虫については、危険な理由の解説もあるから、知っておいたほうが生活に役に立ちます! 山根さん:知ることで、この虫は過度に怖がらなくてもいいんだ、っていうのもわかるよね。 田中さん:今回の特別展「昆虫 MANIAC」のいいところは、1本の通路を起点に5つのエリアが分かれているところです。例えば、ハチがどうしても苦手なら、ハチのエリアに入らずに見られる構成になっているんですよ。 みんな好きな昆虫と嫌いな昆虫がいると思うけど、すべて見終わった後に「ドキドキしたけど、楽しかったなぁ」と感じられればと思います。 山根さん:あと、博物館のいいところは、突発的なことが起こらないこと。例えば、セミがジージー鳴きながら飛び出してきたり、ハチが襲いかかってきたりしないですから。安心して見て回ることができるし、子どもの好奇心も満たされるし、最高だと思いますよ! そもそも、虫が嫌いな人って、多分、虫が急に動いたりするから、びっくりするのもあると思うんです。まるで田中の動きみたいに。 田中さん:言われたこと、あるある! 動きが虫っぽいって。オレのフォルム、虫に近いからさ。だから、虫を軽々しくつぶしている人を見ると、オレのことも粗末にするんだろうなと勝手に思ってたの、昔。 でも、うちの奥さん、たまに家の中に小さな虫が入ってくると、やさしくつまんで外に逃がすんだよ。それを見るたびに「ああ、オレはティッシュの中でつぶされて捨てられたりすることないんだな」と安心してる。ありがたいですよ。 ―田中さんにとって、虫は、自分の化身みたいな存在でもあるんですね(笑)。
山根さんが発見した新種の標本も展示!
―今回の展示では、山根さんがテレビのロケ中に発見した「ハネカクシ」の新種「モトナリヒメコバネナガハネカクシ」(通称:モトナリ)も展示されていますね。 山根さん:たまたま発見した昆虫が新種だったということで、見に来てくれる子どもたちに「もしかしたら、自分も見つけられるかも!」と思ってもらえたらいいな、と思います。 たとえ新種を見つけられなくても、「昆虫 MANIAC」に来れば、今まで見たことがない昆虫をいっぱい見られるので、ぜひ足を運んでみてください!