センバツ高校野球 作新学院、堂々行進 開会式 初戦へ気引き締め /栃木
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。2年連続12回目の出場となる作新学院の選手たちは胸を張り、引き締まった表情で行進した。【鴨田玲奈】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 32校の出場校が、前年覇者の山梨学院を先頭に南から順に入場した。26番目に登場した作新学院は、プラカードを持つマネジャーの寺門樹広さん(3年)を先頭に、旗手を務める小森一誠主将(同)がチームを率いた。行進を終えた小森主将は「32校の中で一番きれいに堂々とした行進を見せようとグラウンドに入った。ようやく開幕したなと思いながら、程よい緊張感で臨めた」と話した。 作新学院は大会第5日の第1試合で神村学園(鹿児島)と対戦する。小森主将は神村学園について「団結力のあるチーム」と印象を語り、「その雰囲気に負けないように、自分たちの雰囲気を作りながら、先手先手で試合を進めていきたい」と意気込んだ。 開会式の後、選手らは第1試合を観戦し、午後は打撃練習に取り組んだ。試合は22日の予定で、小森主将は「気持ちを緩めず、投打ともにまだまだ成長できると思うので、緊張感を持ってやっていきたい」と気を引き締めた。