【ランキング】志願者数が多い女子大は 津田塾大は10位…1位はどこ?
共学化が決まり、志願者数増の大学も
女子大学の志願者数は全体として減少傾向にありますが、大幅に増えた大学もあります。 「学習院女子大学の志願者数は23年度の1425人から24年度は約1000人増え、2486人となっています。26年4月に学習院大学と統合する計画が23年7月に発表され、その影響と考えられます」 女子大学から共学となった大学には、神戸親和女子大学(23年に神戸親和大学に名称変更)があります。また、園田学園女子大学、神戸松蔭女子学院大学が25年からそれぞれ園田学園大学、神戸松蔭大学として共学化を予定しています。 「関東圏では東京家政学院大学が男子学生を含めた募集を25年から段階的にスタートすることを発表しました。共学化の流れは加速するかもしれません」 共学化が進むことで、女子大学は志願者が減ってしまうことになるのでしょうか。井沢部長は、「そうはならない」と否定します。 「神戸女学院大学は24年度入試の志願者数が、前年度の約3倍(2497人)に増えました。新たに国際学部と心理学部を設置した影響といわれています。受験生にとって魅力的な大学であれば、女子大学か共学かにかかわらず、志願者は集まるでしょうし、その逆も言えるでしょう」
朝日新聞Thinkキャンパス