4月から変わる「値上げ」どう乗り切る? バス「小児 50円」、鉄道「乗車ポイント」…新たな“お得”に注目【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
去年や一昨年に比べると小康状態だった、原材料高に伴う値上げ。ここに来て、再燃の兆しが見られるといいます。4月からは再び値上げラッシュとなり、食品や紙、宅配便などの値段が上がります。一方で、関東圏のバスや鉄道ではお得なサービスも始まります。そこで今回の#みんなのギモンでは、「4月から変わる 値上げ…お得も?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●去年は3万点…今年は? ●お得探しました! 鉄道・バスで?
■主要食品メーカー195社の値上げは?
鈴江奈々アナウンサー 「値上げのニュースはずっとお伝えしていますが、『また値上げ?』という感じがします。皆さん実感はありますか?」 忽滑谷こころアナウンサー 「年単位でお伝えしている側としても慣れてしまって、もう驚かなくなってきたというのが、一番実感しているポイントかなと思いますね」 刈川くるみキャスター 「卵でものすごく感じます。値上げしたり、ちょっと下がったりで、一喜一憂は常にしていますね」 森圭介アナウンサー 「賃金が上がれば値上げ自体は全く問題ないんですけれども、その伸びが追いついていないので、なかなか厳しいなというのが実感ですよね」 鈴江アナウンサー 「いろいろ食卓を直撃しているところだと思います。私も驚いたグラフがあります。帝国データバンクがまとめた、主要な食品メーカー195社の値上げ品目数を積み上げたものです」 「一昨年はトータルで2万5768品目、去年は3万2396品目もありました。これは、国内主要メーカーの食品だけの数です。今年は、2月末までに判明したもので 5911 品目です。この先どうなるのか…」 山崎誠アナウンサー 「ここまでは去年や一昨年に比べると伸びは緩やかになっていますが、今年はこれからですよね」
■今年の値上げは最大 1.5万品目前後か
鈴江アナウンサー 「帝国データバンクによると、去年や一昨年に比べると小康状態だった原材料高に伴う値上げに、再燃の兆しが見られます。そして早ければ5月以降、調味料類を中心にまとまった値上げが発生する可能性があるといいます」 「2024年の値上げは最大1万5000品目前後で、月の平均にすると1000~2000品目前後とみられ、値上げのペースは続くという見通しです」 忽滑谷アナウンサー 「調味料類はどの家庭でも使うものですし、これを聞くと、5月より前にいつもよりちょっと多く買いためておこうと思ってしまいますね」