4月から変わる「値上げ」どう乗り切る? バス「小児 50円」、鉄道「乗車ポイント」…新たな“お得”に注目【#みんなのギモン】
■再配達の削減へ…私たちにできる対策
鈴江アナウンサー 「国は私たちでもできる対策として、再配達の削減を挙げています。宅配ボックスや置き配、確実に受け取れる日時指定などを呼びかけています」 森アナウンサー 「共働きの家庭が増えていますからね。日中なかなか受け取れる人がいないという状態も多いでしょうし、日時指定すると『絶対この時間にいなきゃいけない』と、何となくプレッシャーにもなります」 「置き配が進むと、使う側も運ぶ側もプレッシャーが少なくなっていいんじゃないかなと思います」
■小田急バスは小児運賃を値下げ…ナゼ
鈴江アナウンサー 「ここまで消費者にとってはちょっとつらい情報ばかりでした。ここからは、『お得探しました! 鉄道・バスで?』のポイントについて見ていきます」 「小田急バスはこの4月1日から、小学生以下の運賃を全区間一律50円に値下げします。ICカードで乗車した場合に限られますが、最大で115円の値下げになるそうです」 「小田急は鉄道でも、2022年から小児運賃の『全区間一律50円』を始めています。『子育てしやすい沿線』を目指した取り組みの一環だということです」 刈川キャスター 「私も学生時代、バスと電車を乗り継いで学校に行っていました。交通費がものすごく高くて、父と『大変だね』という会話をしたのを今でも覚えています。小学生以下ということですが、一律50円はすごくありがたい取り組みだなと思います」
■新設や拡充…「鉄道乗車ポイント」も
鈴江アナウンサー 「鉄道会社と言えば、乗るだけでたまるポイントがあることをご存じでしょうか。この4月から、さらにお得が広がるんです。東急は1日から、京急は5日から、『鉄道乗車ポイント』のサービスを開始します」 「さらに西武は、全ての時間帯や駅を対象とすることでポイントサービスを拡大します。毎日電車を使う人だと、けっこうたまります」
■どれだけお得に?…京急のケースでは
鈴江アナウンサー 「京急の場合、まずアプリやウェブサイトで事前に交通系ICカード『PASMO』を登録します。お買い物や通勤通学などで同一区間を何度も乗車した場合、月に24回以上モバイルPASMOで利用すると、12%のポイントが付与されます」 「例えば228円の区間を2日に1回のペースで往復して28回利用すると、それだけで毎月766ポイントたまります。このポイントは1ポイント1円で、PASMOへのチャージや各種サービスの割引・交換などにも使えるということです」 忽滑谷アナウンサー 「私はまさに毎日、同一区間で電車を使っているので、自分の分も調べてみたいと思いました」