田中希実「等身大の力出せた」 陸上世界室内から帰国
英国のグラスゴーで開催された陸上の世界室内選手権に出場した日本代表が5日、羽田空港に帰国し、女子3000メートルでショートトラックのアジア新記録(8分36秒03)を樹立して8位入賞した田中希実は「パリ五輪の前哨戦のように考えながらも、怖がらずに楽しんで走れた。今の自分の、等身大の力を出すことができた」と喜びを口にした。 今後は30日の世界クロスカントリー選手権(ベオグラード)に向けて調整し、屋外でのシーズンへと向かっていく。1500メートルと5000メートルの2種目でパリ五輪を目指す24歳の実力者は「入賞が確実になる、安定した力を付けていきたい」と気持ちを新たにした。