春の高校バレー女子・展望 就実、金蘭会が双璧 下北沢成徳ら東京勢が追う
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が1日、東京・台場のフジテレビで行われ、対戦カードが決まった。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 【女子展望】 夏の全国高校総体、秋の国民スポーツ大会でともに頂点を争った就実と金蘭会が双璧を成す。国スポ女王で春高2連覇の懸かる就実は、前回最優秀選手賞の福村心優美(こゆみ)や高橋凪(なぎ)、押川優衣(いずれも3年)の強力アタッカー陣が健在。総体覇者の金蘭会も西村美波、大森咲愛(さえ)(いずれも3年)や180センチの馬場柚希(2年)らU-20(20歳以下)やU-18(18歳以下)日本代表を数多くそろえる。 追うのは前回準優勝の下北沢成徳。悔しさを知るエースのイェーモンミャ、柳千嘉(いずれも3年)らが雪辱に燃える。東京勢は国スポ3位の八王子実践、日本代表にも登録された秋本美空(みく)(3年)を擁する共栄学園も力がある。 総体4強の東九州龍谷は忠願寺莉桜(りおん)(1年)、習志野は結束美南(みなみ)(3年)と、ともにU-18代表アタッカーの活躍が期待される。(奥村信哉)