コリン・モリカワのドジャース愛が止まらない。ワールドシリーズ初戦とZOZOの決勝ラウンドが重なりヤキモキ
連覇を目指しZOZOチャンピオンシップに出場しているコリン・モリカワはロサンゼルス生まれロサンゼルス育ち。生粋のドジャーズファンだ。ワールドシリーズで4年ぶり8度目の世界一を目指すドジャースとニューヨーク・ヤンキースとの決戦はZOZOの土曜日にスタートする。1年ぶりのツアー優勝を目指しつつドジャースの試合も気になって仕方がない。そんな彼が溢れる“ドジャース愛”を語ってくれた。
いつからドジャースのファン? そう聞くと間髪入れず「生まれたときからですよ!」と即答したモリカワ。26歳だから1988年の優勝は見ていない。4年前ようやく32年ぶりにドジャースがワールドシリーズを制覇したときの感動はいまでも「昨日のことのよう」。 「今年はヨシノブ(山本由伸)がいるからね」と大谷翔平より先に山本の名前を出すところがツウ。取材時の練習日には、第2戦の先発予告が発表されていないのにシリーズの要を山本だといったのだ。 もちろん大谷のことも。 「オオタニがエンゼルスからドジャースに移籍することが決まったときにはすごく興奮した。彼が自分で投げたいといっているのを聞いたので、今後は是非二刀流を見せて欲しいですね」 ポストシーズンでパドレスとメッツを撃破してドジャーズがワールドシリーズ進出を決めた試合はPGAツアーのプレーオフシリーズが終わりプレジデンツカップも終わった後のタイミングだったのでゆっくり観戦することができた。 しかしドジャーススタジアムで開幕するワールドシリーズの初戦と第2戦はZOZOの決勝ラウンドと重なる。 「もちろんチェックするけれどちょっと気が気じゃないですね」 優勝予想は? 「もちろん4-0でドジャースに優勝して欲しいけれど、僕の予想は4-2。ドジャーススタジアムで優勝を決めますよ!」 ツアー通算7勝目がかかる習志野CCの鍵は「序盤の5番まで神経を使うホールが多いので、そこをイーブンパーで切り抜ければ6番以降チャンスがある」といっていたが初日は本人がバーディを計算していた6番パー5でティーショットが右の池につかまり痛恨のダブルボギーを叩いてしまった。インコーススタートの2日目は12番を3オン3パットのダボと苦しい展開になる予感もしたが、その後は立て直し、5つのバーディを奪い、67でフィニッシュ。そして迎えた決勝ラウンドの3日目は前半を1アンダーで折り返し、10番、13番のバーディで上位進出が見えていたが、14番で痛恨のダブルボギー。16番、17番をボギー、最終18番はバーディで締めるも39位タイまで順位を落としてしまう。 ドジャースは初戦を劇的なサヨナラ満塁ホームランで勝利をおさめたが、果たしてコリンの逆襲はあるのか。ダブル優勝ならいうことはないのだが。
川野美佳
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