入院が決まりましたが、着替えや日用品の持ち込みが面倒です。すべて院内で購入できないでしょうか?
入院生活では日常生活に必要な道具の大半を、自分で用意しなければなりません。 初めての入院の場合、どのような準備が必要か、なにを持ち込むべきか悩む方も多いでしょう。ただでさえ気持ちも体もつらい時期であるため、「足りないものがあったらどうしよう」などと不安に思う人もいるかもしれません。 何が必要か分からなかったり、準備に時間をかけられないなどの理由により、「全部入院後に用意できないか」と考える方もいるでしょう。今回は、入院生活の準備物と、それらを院内で購入できるかについて解説します。
入院生活にはなにが必要?
まずは、入院生活に必要なアイテムについて確認しましょう。入院する際に必要な持ち物は、基本的に以下の3つのカテゴリに分けられます。 ■下着・寝具 入院中は専用の衣類が支給されるため、上着やズボンなどの上に着る衣類は必要ありません。ただし下着は用意されていないため、自分で用意する必要があります。また、寝巻きは病院によって貸し出しをしているところとそうでないところがあるため、事前に病院へ確認しておきましょう。 基本的な寝具は病院で用意してもらえるものの、好みや体型と合わない場合があります。入院中は1日のほとんどをベッドで過ごす場合もあるため、快適性を高める寝具類を用意しておいたほうがよいでしょう。 ■日用品・消耗品 歯ブラシや歯磨き粉、洗顔料、ティッシュペーパーなどの日用品や消耗品は自分で用意しなければなりません。病気に関わる物以外は基本的に病院から支給されないため、忘れずに用意しましょう。 ほとんどの場所では売店で購入できますが、普段使っている物が売店に並んでいるとは限りません。使う物にこだわりがある方は、必要な分だけ自前で用意して後は売店で揃えるとよいでしょう。 ■暇つぶしの道具 入院中は思った以上に時間を持て余すものです。そのため、読書が好きな方は本や雑誌を、ゲームや映画を楽しみたい方はタブレットやスマートフォンを持ち込むとよいでしょう。病院によっては、Wi-Fiが利用できるところもあるため、インターネットを利用した娯楽も楽しめます。 ただし、持ち込める物に制限がかけられるケースも珍しくないため、こちらも事前に病院へ確認しておきましょう。