日本で1番「人口が少ない市」を持つ都道府県はどこ 全体の約2割が知っていた
日本で1番「人口が多い市」は神奈川県の横浜市です。 それでは、日本で1番「人口が少ない市」を持つ都道府県はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートを取ったところ、全体の約2割が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】市の人口ランキング(少ない順)TOP10を見る 記事後半では、「日本で1番人口が少ない市を持つ都道府県」の経済面を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「人口が少ない市」を持つ都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「北海道」「石川県」「高知県」「鹿児島県」の4択のうち、「日本で1番『人口が少ない市』を持つ都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の43%が高知県と回答。 次に多かったのが25%の石川県。そして18%の北海道、14%の鹿児島県という順番になりました。 ちなみに2024年1月1日時点の各県の人口は、北海道509万3983人 、石川県110万9226人、高知県67万5623人、鹿児島県157万6361人です。
日本で1番人口が少ない市は北海道の歌志内市
総務省の「【総計】令和6年住民基本台帳年齢階級別人口(市区町村別)」によると、日本で1番人口が少ない市は北海道の歌志内市です。気になる人口は2668人となっています。 2番目に人口が少ないのは北海道の夕張市(6411人)。3番目は北海道の三笠市(7465人)、4番目は北海道の赤平市(8741人)で、第5位までを北海道の市が占めています。 アンケートで約4割の人が選択した高知県は室戸市の1万1671人が第6位にランクインしました。ちなみに、1番人口が多い市である横浜市の人口は375万2969人。一番人口が少ない歌志内市の1406倍です。
北海道の道内総生産は20兆5409億円
ここからは日本で1番人口が少ない市を持つ北海道について紹介します。 北海道は北海道本島と1472の島で構成されており、面積は国土の約22.1%にあたる8万3422㎢。都道府県の中で最も広く、東京都の37.9倍、オーストリア1国の面積に匹敵します。 経済面を見てみると、2021年度の道内総生産は名目20兆5409億円。経済成長率は名目2.3%で、1人当たりの道民所得は281万1000円でした。 いかがでしょうか。今回は日本で日本で1番「人口が少ない市」を持つ都道府県について紹介しました。 ●調査概要 調査日:2024年10月23日 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・総務省「【総計】令和6年住民基本台帳年齢階級別人口(都道府県別)」 ・総務省「【総計】令和6年住民基本台帳年齢階級別人口(市区町村別)」 ・北海道「令和3年度(2021年度)道民経済計算」
小野田 裕太