ムバッペ、史上4番目の速さで欧州CL通算50得点達成も前半で負傷交代
レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)通算50得点を記録した。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 10日に開催された欧州CLリーグフェーズ第6節で、R・マドリーはアタランタのホームに乗り込んだ。前半10分に試合を動かしたのはムバッペの一撃だった。右サイドのFWブラヒム・ディアスからパスを呼び込み、巧みなタッチで対面する相手をかわすと、右足のシュートでネットを揺らした。 このゴールはムバッペにとって、欧州CL通算50得点目。フランス人選手として、ティエリ・アンリ氏(通算50得点)、FWカリム・ベンゼマ(通算90得点)に続き、3人目の記録達成に。また、79試合での50得点到達は、FWルート・ファン・ニステルローイ氏(62試合)、FWリオネル・メッシ(66試合)、FWロベルト・レバンドフスキ(77試合)に次ぐ史上4番目の速さとなった。 しかし、35分にアクシデントが発生。特に接触がない中、ピッチ上に座り込んだムバッペはプレー続行不可能と判断され、FWロドリゴ・ゴエスとの交代を余儀なくされた。試合はその後、2点ずつを奪い合ってR・マドリーが3-2の勝利を収めている。 なお、『ESPN』の情報筋によると、ムバッペは左太ももに違和感を覚えたとのことで、水曜日に検査を受ける予定だという。試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は『モビスター』に対し、「ムバッペは太ももに張りを感じ、違和感があった。彼の状況を見る必要があるが、大事には見えない。スプリントできなかったため、交代させるしかなかった」と語っている。