九州全域と山口県の一部の鉄道・バスが乗り放題…訪日客向けチケット発売、観光消費額の向上目指す
九州の官民が連携して取り組む交通サービス「九州MaaS(マース)」の運営協議会は1日、九州全域と山口県の一部を対象に、鉄道とバスが乗り放題となる訪日客向けのデジタルチケット「オール九州パス」を発売した。域内の周遊を促して滞在期間を延ばし、観光消費額の向上を目指す。 【写真】訪日客向けに神社や仏閣に特化したデジタルマップ
JR九州の在来線と特急列車、新幹線(いずれも自由席)の1日乗り放題券3枚と、九州と山口県下関、長門両市などを走る主要な高速・路線バスと一部の船舶の1日乗り放題券3枚を組み合わせた。利用開始から10日間、任意で利用する日を選べる。価格は税込み3万7000円。
九州MaaSのスマートフォンアプリ「my route(マイルート)」や海外の旅行サイト、旅行代理店で販売する。