【流行語大賞】平均年齢41歳「初老ジャパン」がトップ10入り 大岩義明「初老でよかった」
今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日に都内で行われ、パリオリンピック(五輪)総合馬術日本代表男子チームの別称「初老ジャパン」がトップ10入りした。 【イラスト】新語・流行語大賞大賞ノミネート一覧 銅メダル獲得メンバーは大岩義明(48)、北島隆三(39)、戸本一真(41)、リザーブの田中利幸(39)の4人。チーム4人の平均年齢が41歳で、スポーツの世界では「シニア」の部類。自らの呼び名としてつけたことで話題となった。 選考委員の漫画家やくみつる氏から表彰を受けた最年長の大岩は、「やくさんに『初老じゃないじゃん』と言っていただいた前であれですが、賞をいただけるなら本当に初老でよかった」と笑顔。過去の表彰写真を見たという戸本は「何十年も前の言葉を知っていたので、我々も初老なんだなと実感した。みんなの若いので頑張って行きたい」とユーモアたっぷりに話し、会場を盛り上げていた。 表彰式には、北島、田中、根岸淳監督も出席した。 馬術でのメダル獲得は1932年ロス五輪の障害飛越で金メダルを獲得した「バロン西」こと西竹一さん以来、92年ぶりの快挙。そもそも「初老」は何歳を指すかというと、古くは40歳の異称だったが、現在では60歳前後の人に使うという。