【なでしこ】ニールセン新監督、マンC時代交流の長谷川唯を絶賛「ピッチ上で強い存在感を示す」
サッカー女子日本代表なでしこジャパンのニルス・ニールセン新監督(53)が18日、都内で就任会見に臨んだ。デンマークやスイスの女子A代表監督を歴任したデンマーク人。今夏のパリオリンピック(五輪)後に不在となっていたポストがようやく埋まった。 【写真】ニールセン新監督が絶賛した長谷川唯 今年までマンチェスター・シティーの女子テクニカルダイレクターを務めていたこともあり、同クラブMF長谷川唯(27)について言及した。まず「ユイが大好きです」と笑顔をみせつつ「マンチェスター・シティーの契約更新に関わることがあり、まずは人格が素晴らしい。言葉が少ない中でもピッチ上で強い存在感を示す」と絶賛した。「彼女はあまりタックルをしないけど、女子のイングランドプレミアリーグで一番相手からボールを奪う回数が多かった。ずっと一緒に彼女と仕事をしたいと思っていました。マンチェスター・シティーをやめてしまったので、チョイスは日本代表コーチになることでした」と再タッグ結成を心待ちにした。 ◆ニルス・ニールセン 1971年(昭46)11月3日、デンマーク自治領グリーンランド生まれ。20歳で背中を負傷し、指導者の道へ。オーデンセU-17男子監督でキャリアをスタート。13年デンマーク女子代表監督に就任し、17年欧州女子選手権で準優勝。18~22年までスイス女子代表監督としてW杯オーストラリア、ニュージーランド大会出場権獲得。23~24年マンチェスター・シティー女子テクニカルダイレクター。