ヘンダーソンに母国復帰の可能性?…昨夏にリヴァプール退団、現在はアヤックスでプレー
アヤックスに所属するイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンに母国復帰の可能性が浮上しているようだ。6日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。 現在34歳のヘンダーソンはサンダーランドの下部組織出身で、2008年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はコヴェントリーへのレンタル移籍を経て、2011年夏にリヴァプールへ加入し、公式戦通算492試合の出場で33ゴール59アシストをマーク。ユルゲン・クロップ前監督の下ではキャプテンも務め、プレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献した。 昨年夏にはリヴァプールの“レジェンド”スティーヴン・ジェラード氏が当時率いていたアル・イテファクへ完全移籍。しかし、サウジアラビアの天候や新生活への適応に苦しみ、加入からわずか半年後にアヤックスへ活躍の場を移した。同クラブではここまで公式戦通算24試合に出場し5アシストを記録している。 しかし、今夏に就任したフランチェスコ・ファリオーリ監督の下ではやや序列を落とし、ここまでリーグ戦での先発起用は2試合のみ。こうした状況から、ヘンダーソンは安定した出場機会の確保を目的とした移籍を検討しており、早ければ今冬にアヤックスを去る可能性があるという。報道によると、プレミアリーグやチャンピオンシップ(イングランド2部)の複数クラブがレンタルでの獲得に興味を示しており、その中には古巣のサンダーランドも含まれているようだ。 イングランド代表でも通算81キャップを誇るヘンダーソン。経験豊富なMFはサウジアラビアとオランダの地を経て、再び母国でのプレーを選択するのだろうか。その動向に注目が集まる。
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