「相手の脅威となった」アーセナル戦の三笘薫に現地メディアは軒並み及第点以上! 対ホワイトの評価は「抑えられた」「相手が苦戦」と二分
強豪アーセナルと対戦したブライトン。三笘は持ち前のドリブルが冴えわたる
ブライトンは8月31日に行なわれたプレミアリーグ第3節で強敵アーセナルと対戦し、1-1で引き分けている。 【動画】三笘薫が躍動! アーセナルvsブライトン戦ハイライト 敵地エミレーツ・スタジアムでの一戦、33分にカイ・ハバーツのゴールで「ガナーズ」に先制を許したが、49分にデクラン・ライスの2度目の警告による退場で数的優位を得ると、58分にヤンクバ・ミンテのシュートを相手GKがセーブしたところを、追走したジョアン・ペドロがダイレクトで詰めて同点。ボールポゼッションでは「シーガルズ」がホームチームを大きく上回る中で、互いに次のゴールは生まれず、ここまで全勝同士の両チームは勝点1を分け合った。 三笘薫は3試合連続で先発出場を果たし、今回は85分間プレー。積極的な仕掛けやチャンスメイクの他、前半には惜しいボレーシュートも放った左ウィンガーは、ボールタッチ47回、シュート1回(枠外)、パス31回(成功27回)、キーパス2回、ドリブル7回(成功4回)、空中戦2回(勝利2回)というスタッツを記録している(データ専門サイト『WhoScored.com』より)。 現地メディアの評価では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点でチーム2番目タイの「7」、一方の『EUROSPORT』は及第点の「6」(チーム3番目)をそれぞれ三笘に与え、日刊紙『Daily Mail』も同採点とし、寸評では「試合を通してアーセナルにとっての脅威となり、ジュリアン・ティンバーはベン・ホワイトとともに、三笘をダブルでマークせざるを得なかった」と記述。一方、『THE Sun』紙は彼のプレーを「トリッキー」と表現したが、同時に「ベン・ホワイトに上手く抑えられた」と伝えた。 スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は及第点の「6」を付与し、序盤に幾つかチャンスを迎えた他、試合を通して相手の脅威となったが、85分頃にベンチに退いた」とポジティブに評したが、サッカー専門サイト『90min』は採点こそこちらも「6」としたものの、寸評は「対面するホワイトを打ち負かす場面はあまり多くなく、左サイドでボールに触れる機会もあまりなかった」と、厳しい内容となっている。 ホワイトとの対決については、真逆に評価を下すメディアもあり、サッカー専門サイト『football.london』はこのアーセナルの右SBへの個別評価で、「三笘との1対1の攻防に苦戦し、右SBのポジションから一時的に外された。彼はこれに、不満を抱いているようだった」と綴り、採点は試合の流れを変える元凶となったライスと並んで最低の「5」だった。 最後に、ブライトンの地元総合サイト『Sussex World』は、「序盤はプレーに絡めなかったが、30分にボレーシュートを放ち、先制点を奪うところまであと一歩のところまで迫った。アウトサイドでのキックで危険なボールをボックス内に送り、ゴールになりかけた。昨季の三笘は不本意な結果に終わったが、今季の日本人FWにはさらに多くの活躍が期待される」と賛辞を贈り、「7」の高採点を与えている。 構成●THE DIGEST編集部
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