ソフトバンク牧原大成 伝統のグアム自主トレを再興 来年1月は5年ぶり鍛錬の地へ 秋山幸二氏、松中信彦氏、松田宣浩氏が継承してきた伝統トレも
【ホノルル(米ハワイ州)小畑大悟】ソフトバンクの牧原大成内野手(32)が12日(日本時間13日)、伝統のグアム自主トレを再開することを明かした。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 ホークスのグアム自主トレといえば、秋山幸二元監督が現役時代に下半身を徹底的に鍛えるハードなメニューが恒例だった。小久保裕紀監督、松中信彦氏(中日1軍打撃統括コーチ)らも参加。松中氏が引き継ぎ、さらに松田宣浩氏と〝塾長〟が伝承されていった。ただ、新型コロナウイルスの影響などもあり、2020年1月を最後に国内へとシフトしていった。 牧原大は「松田さんがいなくなったけど、もう一回戻ろうかなと思った。もう一回、松田さんのところで鍛えられたことをまた一からスタートさせる感じ。(伝統のメニューも)引き継ぎながら、今回はトレーナーさんもいないので、しっかり自分たちで追い込めるように」と説明した。 松田氏を慕って多くの〝弟子〟が同行したように今回は緒方理貢、育成の中澤恒貴が参加する。「日本に帰ってきてすぐに動けるようにしっかり体をつくりたい。自分一人でも(グアムに)行くつもりだった。そこに『来たい』と言ってくれる人がいたので、一緒にやりながら松田さんに教えてもらってきたことプラス自分のアドバイスができればいい」と力を込めた。家族と過ごす南国のハワイから、1月に迎える「地獄のグアム」を見据えていた。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社