【キャサリン妃】がんの公表、写真の加工騒動...試練の連続だった2024年。5枚の画像で1年間の出来事とファッションを振り返る
この一年、キャサリン妃にとってかつてない試練の年となったことと推測します。しかし、そんな中でも我が子のみならず国民のことを考え、ともに生きようとされる姿が国民に伝わり、国全体で皇太子妃を支え、応援する英国も印象的でした。 【残り3枚の画像で解説】試練を乗り越え、笑顔のキャサリン妃に安堵! 毎年この時期には、キャサリン妃のその1年間の“ファッションBEST“を選んでいましたが、今年は単にファッションだけにフォーカスするにはあまりに色々とあり過ぎたので、ファッションとともにその背景にあったキャサリン妃の事情も一緒に振り返ってみました。画像5枚で見る、今年のキャサリン妃ダイジェストです(順位は時系列や衝撃レベル、個人の印象等で決めています)。
(1)がんを公表された動画
まずはなんと言っても、今年最も衝撃が走ったのはこの画像と動画でしょう。 今年1月に入院と手術を受けられたことが発表され、国内はもちろん、世界的ニュースに。その後、病名も経過もなにも明らかにされないまま憶測だけが飛び交い、収集すらつかない状況の中、公開されたのがこちらでした。 キャサリン妃ご自身の口から、”がん“という病名を明かされるお姿に、見ているものの心も締め付けられる思いでした。 ご自宅のお庭のウッドベンチに座り、水仙の花をバックに痩せたお身体にボーダーとデニムといったカジュアルながら爽やかに見えるアイテムを選ばれたことや、メークは素顔に近いナチュラルなもの。しかし髪だけは大きくカールさせて、人前に出る際には華やかさも忘れないところにキャサリン妃らしさを、感じました。
(2)母の日に公開された画像で騒動に……
がんという病名を告白される直前、一切お姿も近況も知らされぬ状態の中SNSで拡散され続けるデマや憶測に対しての対抗策、でもあったと思われる、この母の日に公開された画像。 キャサリン妃のみならずお子様と写ったこの画像によって、少しでも状況が落ち着くことを願ったはずのパレスや皇太子ご夫妻の願い虚しく、どころかまさかの大騒動になるとは……。 「今年初めての皆様のお姿拝見!」では済まず、画像の加工問題で、大手通信社が配信を取りやめるという前代未聞の事態に。キャサリン妃が自身の編集を認め、謝罪をされ騒動は収束するもの、さらなる心労が重なったであろうことに懸念した次第。 誰でも少しは加工するであろう今の時代に、王族という立場の方々の加工をどこまで許容するのか疑問を投げかけられた、現代らしい問題ですね。 一方でアウトドアファッションのナチュラルなお姿に、今年大半のプライベート時間をこんなスタイルでご家族で過ごされていたのだろうと思われ、いわば今年を象徴するファッションともいえるのでしょう。
にしぐち 瑞穂