「自分がアイツよりもっと上になる」サウサンプトン入団内定の世代最強FW高岡伶颯、同僚になるイングランドの超逸材にライバル心!「一緒にやらせてもらったんですけど…」【選手権】
前半でハットトリックを達成
[高校選手権・1回戦]西目(秋田)1-6 日章学園(宮崎)/12月29日/フクダ電子アリーナ 【動画】右足、左足、ヘッド! サウサンプトン内定の高岡伶颯が衝撃ハット イングランドが認めた才能は、伊達ではなかった。 12月29日に開催された第103回全国高校サッカー選手権の1回戦で、世代最強FW高岡伶颯を擁する宮崎の日章学園が秋田の西目と対戦。6-1で圧勝を飾った。 この試合で、U-19代表の高岡は、7099人の観衆を仰天させる衝撃のパフォーマンスを披露する。 開始10分に右足で先制点を奪うと、7分後に巧みにクロスを収めて、左足でネットを揺らす。さらに、前半アディショナルタイムには、FKに技ありのヘッドで合わせ、ハットトリックを達成してみせた。 チームの4点目と6点目をアシストし、なんと5ゴールに関与した宮崎の怪物は高校卒業後、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへ入団する。 日本代表DF菅原由勢がプレーするそのサウサンプトンの試合をチェックしているという高岡に、チームメイトとなる超逸材、タイラー・ディブリングについて尋ねてみた。 18歳のU-19イングランド代表MFは、今季にプレミアリーグデビューを飾ると、自慢のテクニックを駆使して圧巻のパフォーマンスを披露。解任されたラッセル・マーティン前監督に重用され、最下位のチームで最もインパクトを残しているといっても過言ではない。 「同じぐらいの年齢でプレーしている選手もいるが、刺激を受けるか?」と尋ねると、17歳の小柄なストライカーは「ディブリングですか?」と答え、こう強気に語った。 「セカンド(チームに)行った時に一緒にやらせてもらったんですけど、すごくいい選手ですけど、自分がアイツよりもっと上になると思うんで」 そして、「立場がいろいろあるんですけど、高校とかあっちだったらユースとか、この高校選手権というのは高校に在籍していないと得られないものですし、だからこそしっかり日本一を取って終わりたいなと思います」と意気込んだ。 一緒にやったからこそ、「自分もできる」と手応えを感じているのだろう。 ただ、いまはそのライバル心は胸にしまい、目の前の選手権に集中。日本の頂点に立ち、世界へ羽ばたく覚悟だ。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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