新潟県内の“街の住みここちランキング”トップ5を発表!新潟市中央区・西区を抑え…1位は聖籠町
力入れる“子育て支援”も要因に
町民から様々な意見が聞かれる中、聖籠町・高松光志副町長は「2023年は3位だが、実は2022年、聖籠町は1位だった。2年ぶりに1位に返り咲けて、町にとって大変光栄なことだと思っている」とランキング1位の受け止めを話し、従来から町が力を入れてきた“子育て支援”も評価されているのではと、1位に返り咲いた要因を振り返る。 「子育て支援という意味では、最近は他の自治体でも少子化問題に力を入れて取り組んでいるが、従来から聖籠町は力を入れてきたので、そういったところが改めて評価をされているのかなと。色々、自治体間の競走でもあるので、私どものところが一番というのはなかなか言いづらいが、とにかく可能なかぎり子育て支援に力を入れていきたいと考えている」
手厚い支援に「すごく助かる」
聖籠町では物価高などによる給食費の値上げ分を補助金でまかない、各家庭の実質的な負担をゼロにしているほか、2024年度からは0歳~2歳児までの保育料を半額にするなど、子育て支援に力を入れている。 こうした手厚い支援に生後7カ月の男の子を育てる母親は「周りの方から聖籠町が子育てにすごく優しい町というのは聞いていた。町外から移住してきたが、何も不便なく今のところは過ごさせてもらっている」と話す。 一方、札幌市から聖籠町に移住してきたという母親は「自分はけっこう人見知りだが、皆さん、優しく声をかけてくれたり、先生方もすごく親切に相談とかに乗ってくれる。地元が聖籠町ではないので、すごく助かっている。実感としては子どもがすごく多いなと感じている。子どもがいっぱいいるから子育て支援の環境も良くなっているのかなと思うので、これから他の地域からどんどん引っ越してきてくれるとうれしい」と移住をしてきても安心して過ごせているという実体験が聞かれた。 また、甲信越居住者を対象に行われた住みたい街ランキングでは、東京23区や長野県松本市を抑えて新潟市が3年連続で1位を獲得した。 人口減少が課題の新潟県。改めて、いま住んでいる街や地元の良さを探してみるのもいいかもしれない。 以下、ランキング結果一覧(大東建託賃貸未来研究所調べ) 【街の住みここちランキング2024(新潟県版)】 1位:聖籠町(去年3位) 2位:新潟市中央区(去年2位) 3位:田上町(去年4位) 4位:新潟市西区(去年1位) 5位:新潟市東区(去年5位) 【住みたい街ランキング2024(新潟県版)】 1位:新潟市中央区(去年1位) 2位:東京23区(去年2位) 3位:新潟市東区(去年6位) 4位:長岡市(去年3位) 5位:横浜市(去年4位) 【住みたい街ランキング2024(甲信越版)】 1位:新潟市(去年1位・3年連続) 2位:東京23区(去年2位) 3位:長野県松本市(去年4位) 4位:長野市(去年5位) 5位:横浜市(去年3位) (NST新潟総合テレビ)
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