負傷離脱の冨安健洋、開幕出場は望み薄か。英メディアは悲嘆「トミヤスのケガは本当に残念」
カラフィオーリの加入でポジション争いはさらに激しく
開幕に出遅れるのは不可避なのだろうか。 アーセナルの冨安健洋は、ひざのケガのためにチームのアメリカツアーに帯同できなかった。2024-25シーズンの幕開けに、どのような影響を及ぼすか注目される。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 負傷の詳細は不明だが、『The Athletic』は「トミヤスがプレシーズンの残り試合に出場できるかどうかは疑問」と報じた。少なくともプレシーズン中の戦列復帰はできない見込みのようだ。 報道を受け、『THE BOOT ROOM』は「プレミアリーグ開幕に間に合うのかは分からない」「トミヤスのケガは本当に残念」と報道。そのうえで、「だが今回、アーセナルは対処できるはずだ」と続けた。 「アーセナルにはベン・ホワイト、ユリエン・ティンベル、ヤクブ・キビオル、オレクサンドル・ジンチェンコ、新加入のリッカルド・カラフィオーリがおり、全員がSBでプレーできる」 CBとしても左SBとしてもプレーできるカラフィオーリの加入で、最終ラインのポジション争いはさらに激しくなる。その中で負傷離脱を余儀なくされたのは痛手だろう。 加入以降、冨安の最大の問題が肉体面にあることは周知のとおりだ。ボローニャから移籍してすぐにレギュラーの座を手にし、リーグを代表する補強成功例として称賛されながら、ケガでシーズン後半戦を棒に振ると、以降は常にフィジカルの問題に悩まされている。 プレーしているときの実績は申し分ない。ピッチに立ったときの安定感に、議論の余地はないだろう。しかし、度重なる戦列離脱に、一部から放出すべきとの声も上がっているのは確かだ。 出だしからつまずいた新シーズンは、冨安にとってどのような一年となるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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