70万円の古民家を1人でリフォームしたら…… 見違えるようなビフォーアフターに驚きの声「色調がとてもオシャレ」「センスの良さに感心」
2階
2階に上がってみると、なんだか荒れ模様です。実はこの古民家は前のオーナーさんがリフォーム途中で諦めてしまった物件とのこと。1部屋目は12畳、2部屋目は10畳となかなかの広さです。 増築のときに作ったのか、階段がもう1カ所。降りてみると最初に入った玄関につながっています。階段は塗装を行い、階段まわりは壁紙を貼り替え。階段と2階の廊下にかかった費用は1万3000円でした。 10畳の和室は予算の都合で洋室化せず、クッションフロアを貼るというパワープレイ。窓が大きくとても明るい部屋になりました(費用は2万7000円)。 古い階段があった場所は、階段を撤去し、2部屋をつなぐウォークスルークローゼットに大改造。費用は1万9000円でした。 12畳の和室は入り口がなかったので土壁を解体して作成しました。この物件は全体的に建具が余りがちだったのですが、廃棄にもお金がかかるので、ドアノブや蝶番を取り付けて新しい建具にリフォームして使っているとのこと。こちらは部屋が広いので、費用は3万6000円ほどかかりました。
外構
この物件は外構も怪しい箇所がいっぱい。購入した時点で雨漏りはありませんでしたが、リフォーム途中で雨漏りが起きてしまいました。空き家期間が長く、木も生え放題だったので伐採作業も行いました。 ベランダにはタケトップという簡易防水塗料を塗り、現状雨漏りはないものの怪しかった屋上にも同じ塗装をしました(費用は4万5000円)。 外壁のトタンは錆がきていたため、錆転換剤や錆止めが含まれている外壁塗料で塗装しました。通常外壁を塗る場合は足場を組まないと塗れないことが多いのですが、この物件は周りに家がなかったので脚立を伸ばしたりローラーを伸ばしたりして足場なしで塗装することができました。費用は驚きの1万1000円。ナス紺色がすてきです。 この物件の修繕にかかった材料費は計65万円とのこと。購入費用70万円、人件費240万円(かかった日数80日×ひとりでできるマンDIYさんの目標日当3万円)と合わせると375万円の物件ということになります。 動画のコメント欄には「ずーっと見てたけどめっちゃ楽しかったな」「内装の白とグレーの色調がとてもオシャレ」「素人DIYとは思えないクオリティーの高さセンスの良さに感心しています」といった声が。「もともとを知ってても、すてきすぎて住みたいレベル。あと、住んだ後もひとりさんなので安心できる」という書き込みもありました。 DIYの情報はX(Twitter)でも発信中。別の日のYouTube投稿では、最初に訪れたときの様子やトイレ工事、外壁塗装の過程などを見ることができます。 画像提供:YouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」
ねとらぼ