堀口恭司がペティスにリベンジ成功。妻の那月さんが「おめでとうございます!」【RIZIN.47】
「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)のメインイベントで堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がセルジオ・ペティス(アメリカ/ルーファスポーツ)とのリベンジマッチに臨み、3-0の判定で勝利を収めた。 2人は2021年12月に「Bellator 272: Pettis vs. Horiguchi」で行われた世界バンタム級タイトルマッチで対戦。堀口が終始、ペティスを圧倒したものの、4Rに左バックハンドブローをもらい逆転KO負けを喫した。堀口は現在、フライ級に下げて戦っているものの、今回はめったにないリベンジのチャンスを優先。バンタム級に戻しての試合だった。 1R、ともにオーソドックスの構え。互いの右が交錯し会場がどよめく。ペティスはスイッチを繰り返す。堀口はニータップからコーナーに押し込む。ペティスは首を取る。離れ際にペティスが右ハイも堀口はガード。前に出るペティスに堀口がカウンターの左フック。これでペティスがヒザをつく。堀口は足を使って回って、左インロー。堀口は左フックで飛び込み右をフォロー。そして右ハイ。これはバランスを崩し倒れるが、そのままペティスの足を取ってテイクダウンに成功。上を取る。ペティスはクロスガード、首を抱え込む。堀口はパスを狙う。下から腕を狙うペティス。堀口はしのぐと再び上を取る。
2R、堀口はサークリングしながら、機をうかがってニータップからテイクダウンに成功。しかしペティスは首を取ってフロントチョークの体勢。堀口は首を抜くとコーナー下でペティスをコントロール。ペティスはガードに入れてしのぐ。堀口はなんとか距離を取りたいが、ペティスはクロスガード、首を腕で抱え込みしのぐ。堀口はなんとか距離を開けてパンチもすぐにペティスが首を抱え込む。堀口がいったん離れてペティスを立たすとすぐにパンチで飛び込み、タックル。動きが止まりブレイク。ペティスはタックルに行くも堀口はテイクダウンは許さず。 3R、大振りのパンチのペティス。バックステップの堀口。堀口が圧をかけパンチも、すぐにペティスもパンチを返す。圧をかけるペティス。堀口はサークリング。堀口は右フック。堀口が前に出たところでペティスがカウンターの左フック。ダウンした堀口に踏み付けを狙うペティス。そしてペティスがグラウンドで上を取ってダースチョークを狙うが堀口は防御し、スタンドに。堀口が圧をかけるとペティスはサウスポーからの蹴り。堀口は圧をかけて左右のパンチをヒット。ペティスの蹴りをかわし、堀口は右左とフックをヒット。最後、堀口はタックルからテイクダウンを狙うがペティスはしのぐ。堀口はパンチを放つとペティスがダウン。そのまま上を取った堀口がその体勢からなんとか攻め込もうとするもペティスがしのぎゴング。 判定は3-0で堀口。ペティスは拍手で堀口の勝利を称えた。
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