【現役ドラフト】西武・本田がオリックスへ「お立ち台の景色…忘れません」新天地へ意気込み
プロ野球の「現役ドラフト」が9日、行われ、オリックスが西武の本田圭佑投手(31)を獲得した。 本田は「2015年のドラフト会議でライオンズに指名してもらわなかったら、自分はプロ野球選手になることができなかったと思います。入団後、チームに貢献できない期間が長かったにも関わらず、9年間もライオンズで過ごすことができて感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。 「ライオンズでプレーすることで恩返しができると思っていたので、それができないことは残念です。初勝利した試合でのお立ち台の景色は今でも忘れません。2019年に先発としてリーグ優勝できたことやビールかけは良い思い出です。中継ぎになってからは、タオルを掲げてくれたり、マウンドに向かう自分に声援を送ってくださるファンの皆さまは、とても心強く、ライオンズファンの素晴らしさを実感していました」と回想。 「新しい環境でプレーする機会を与えてもらったことは、自分の野球人生にとってプラスになることばかりだと思います。しっかりベストを尽くして、チームに貢献し、獲得して良かったと思ってもらえる活躍をしたいと思います」と誓った。 本田は西武では先発、中継ぎをともにこなしており、NPB通算138試合に登板。背番号は「60」。オリックスの福良GMは、本田の獲得について「よかったです。真っすぐもいいし、チェンジアップもある。上(1軍)でも実績あるし、うちの中では上の方のリストに上がっていた選手だった」と話した。