富士市立、日大三島を2-0で下し準々決勝へ
5月18日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の3回戦が静岡県各地で行われ、富士市立が2-0で日大三島を下し準々決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】 富士市立vs日大三島 立ち上がりから勢いよく押し込む日大三島に対して、落ち着いたプレーで徐々にペースを掴んで押し返す富士市立。 日大三島は17分にCKから惜しい局面をつくり出すがゴールには至らず。一方、富士市立はMF6桶川陸(3年)が見事にCBをこなし、ボランチのMF7岩﨑翼(3年)は溜めを作ってボールキープ、FWの11山﨑絢心(2年)は俊足を武器にピッチを駆け抜け、試合の主導権を握っていく。 0-0のまま後半に突入すると、69分に富士市立が均衡を破る。左サイドでボールを持ったMF20遠藤壮大(1年)が華麗なドリブルで1人交わしボックス内の深い位置からシュート。これが相手DFに当たってゴールイン。待望の先制点を富士市立が奪取した。 先制したことでプレーに迷いがなくなった富士市立は、攻撃がより活性化していく。すると80+2分、山﨑絢心(2年)がボックス内で相手からボールを奪いそのままゴールネットに突き刺し試合を決定づけた。日大三島のプレスなどに苦しんだ富士市立だったが、相手の攻撃を封じ2-0の完封勝利で8強入りを決めた。 (文・写真=田原豊)