石川県に大雨特別警報 輪島市、珠洲市、能登町に発表 最大級の警戒を
日テレNEWS NNN
大雨特別警報は通常の警報基準をはるかに超え、災害が発生している非常に危険な状況です。最大級の警戒を続けて21日夜は、少しでも安全な場所でお休みください。 気象庁は21日午前、石川県能登地方の輪島市、珠洲市、能登町に警戒レベル5に相当する大雨特別警報を発表し、午後10時現在も継続中です。 輪島市では、わずか半日の間に平年1か月分の降水量の1.5倍となる300ミリ以上の雨が降るなど記録的な大雨になりました。 石川県によりますと、河原田川や若山川など16河川で氾濫が発生し、周辺では浸水被害が出ています。 記録的な大雨をもたらした前線は、今後も同じような場所に停滞し22日は台風から変わった低気圧が接近するため、非常に激しい雨が降る見込みです。 今後の警戒点です。土砂災害や川の氾濫が多くの場所で発生して、屋外での行動は危険です。大雨の際は車での移動も危険を伴います。屋内であっても山や崖から離れた2階など、少しでも安全な場所で過ごしてください。 1月の能登半島地震で復旧途中の場所が多くあります。今後、わずかな雨でも災害の危険度が急激に上がる恐れがありますので、最大級の警戒を続けるようお願いします。