『ギャラリーフェブ』引田かおりさんの【マイ定番】は、経年変化が楽しみな手仕事のもの
クウネル世代の人たちが、日々、愛用している逸品。そんなお気に入りの「マイ定番」をおしゃれなあの人に、教えていただきました。 【画像一覧を見る】
「応援したい作り手のものを身につけることで、勇気や希望をもらえます」
引田かおりさんが推し活中の『エシュペー』は、ヴィンテージの 衣服や民族衣装に見られる繊細なディテールを取り入れて、現代を生きる私たちになじむように作られる日本メイドのブランド。 引田さんは、「〝面倒くさい服を作りたい〟という骨太なデザイナーの一言にグッときました」と言います。なかでもお気に入りは、 ギャザーたっぷりのコットンのチャーチスモックブラウス。ご自身のイメージにぴったりな1枚です。 もうひとつは、厳選した素材を使い、すべて手作業で作られる革ブランド、『N25 革の手しごと』。 こちらも作り手のこだわりと情熱 が感じられます。「クロコダイルのがま口もミニミニサイズのがま口のネックレスもすごく素敵です。やっと理想のがま口に出会えました」 これから長く愛用していくなかで、味わいが増していく経年変化も楽しみです。
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引田かおり/ひきた・かおり gallery fève/Dans Dix ansオーナー 吉祥寺で『ギャラリーフェブ』と、同じビルのB1にパン屋『ダンディゾン』を営む。最新刊は『日々 更新。風通しよく年を重ねていくこと』(ポプラ社)。
『クウネル』2025年1月号掲載 写真/加藤新作、スタイリング/福田麻琴、取材・文/黒澤弥生
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