【セントウルS見どころ】スプリンターズS連覇を狙うママコチャ
高松宮記念以来、5カ月半ぶりの出走となるママコチャだが、中間は丹念に乗られて追う毎に動きも良化。前走は道悪に脚を取られて不完全燃焼。ノーカウントでいい。連覇を狙うべく、秋の大舞台へ向けて立て直し、ここから再出発だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】ママコチャのこれまでの軌跡 ■9/8(日) セントウルステークス(3歳上・GII・中京芝1200m) 前走の高松宮記念は重馬場で力を出し切れなかったママコチャだが、昨年は北九州記念からスプリンターズSにかけて2、1着。一昨年は6月の1勝クラスの勝利を皮切りに7月、9月の特別戦を連勝と、この暑い時季は滅法得意としている。全姉ソダシはGIを3勝した良血馬。スプリンターズS連覇に向けて態勢は整った。鞍上は鮫島克駿騎手。 中京コースでは4戦して勝鞍がないトウシンマカオだが、その内の2戦の高松宮記念は2年連続で重、不良という道悪で不完全燃焼の競馬。その他2戦はファルコンSとシルクロードSだが、ともに掲示板に載っているように極端な道悪でなければ力が半減することはない。1200mの重賞は3勝を挙げているように、距離短縮は大歓迎で巻き返しは容易。鞍上は菅原明良騎手。 その他、古馬相手の重賞・北九州記念でもスピード上位を見せつけたピューロマジック、1200mに矛先を向けてきたGI馬ダノンスコーピオン、1200mは初戦以来となるが前走でGI馬の仲間入りを果たしたテンハッピーローズ、短距離戦特有のハイペースになれば末脚驚異のサウザンサニー、斤量差を考えれば前走は強い競馬をしているヨシノイースターなどが上位を窺う。発走は15時35分。