今の自分に合う取捨選択で住まいも心も軽やかに。【こてらみやさんのキレイが続く掃除術。】
手強い油汚れはとにかくためないこと。 「換気扇フィルターのおかげで内側の掃除は年に1回で済んで助かります」。取り付けた日付のふせんを貼って、月1ペースで交換。
家具の下や隙間は愛用モップでスイスイ。 床掃除はお気に入りの〈マキタ〉のハンディ掃除機と〈ダスキン〉のモップを使い分けている。どちらもすぐ手に取れるよう納戸の手前に。
便利グッズや専用の洗剤類は買わず、モノを増やさない。
食器かごの代わりにバットとクロスを活用。 海外のインテリア雑誌で見つけた方法。「食器を乾かして片づけたら、最後にクロスを干して乾かします。常に清潔に保てますね」
固く絞って立てておき、スポンジ置き要らず。 水アカがつきやすいホルダーも手放して。スポンジは油の有無で使い分け。汚れをためないようにすれば掃除用のスポンジも必要なし。
一日の終わりにふきんをつけおき漂白。 三角コーナー代わりの頂き物のソースポットは手頃なサイズ感で使いやすい。「〈オキシクリーン〉につけてひと晩。翌朝、真っ白に」
排水口ネットをなくし、いやなヌメリがゼロ! 排水口ネットがあると、ネットを外すときにしか掃除ができない。なくすことで調理のたびに洗うようになり、結果、ヌメリ知らず。
見せる収納で目が届き、すぐに掃除する習慣がつく。部屋が整うと気分も清々しくなる。
撮影・青木和義 文・薄葉亜希子
『クロワッサン』1128号より
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