「メガネ専用日本酒」ってどういうコト?気鋭の蔵元に聞いた日本酒の人気を上げるヒント
コンタクトの人も飲んで欲しい!おまけも付いてる!
メガネ専用と銘打ってはいるものの、「裸眼の方もコンタクトレンズ着用の方にもぜひお試しいただきたい」という萩野酒造渾身の日本酒。もちろん、味にも強いこだわりがある。 「見た目や名前のインパクトだけで中身は普通とかイマイチと思われないように、純米大吟醸と同じように手間暇をかけて丁寧に仕込んでいます。毎年、日本酒のトレンドやその年の米の状態を見て、酸味の強弱や甘さなどの味わいを決めていますが、基本的には酸味を強調してスッキリ感を際立たせた、爽やかな後口が特長です」 そんな日本酒、「メガネ専用」と相性の良い料理も教えていただいた。 「爽やかな酸味がフレッシュトマトとチーズのカプレーゼ、新鮮な魚介類のカルパッチョ等とよく合います。また、アヒージョのような料理の油もサッパリと切ってくれます。一般的な日本酒に比べて酸味が高いので、洋食により合うと思います。よく冷やして、ワイングラスでメガネをかけて飲むのがオススメです」 8代目蔵元の言葉にとても興味を抱いてしまったので、筆者も実際に入手し、飲んでみた。 たしかに爽やかな酸味が特徴的でフルーティーな香りとスッキリとした後味だ。日本酒初心者でも愉しめるかもしれないが、アルコール度数は15%なので飲み過ぎ注意。 ただ、すいすい飲める。そして清々しく酔える。 メガネふきのオマケも嬉しい。 後編では、萩野酒造が日本酒の未来に対して思うことについて聞いた。 取材協力 萩野酒造株式会社 8代目蔵元・佐藤曜平氏X @haginotsuruhei
@DIME編集部