景品「うりゅう米」クレーンゲームが盛況 北海道・雨竜町道の駅
北海道のJAきたそらちが企画した、雨竜町道の駅のクレーンゲームが盛況だ。今まで20万回近く遊ばれ、連休には景品の米を求めて長い列ができるほど。人気に対応するため、昨年12月には機械を2台に増設した。同町特産「うりゅう米」の売り上げが1・3倍になるなど、PRで大きな成果を上げる。 クレーンゲームは、同町の道の駅「田園の里うりゅう」が管理、運営する。景品は、減農薬にこだわったうりゅう米(「ななつぼし」と「ゆめぴりか」各300グラム)で、1回100円で挑戦できる。 物珍しさや、うりゅう米のおいしさが話題を呼び、子供からお年寄りまで幅広い年代が遊ぶ。設置された2021年の年間プレー回数は3万8000回と好調だったが、翌年には7万7000回と大幅に増加。23年も8万7000回と右肩上がりに増えたため、同年12月に機械を増設した。 より多くの人に食べてもらえるよう、アームは強めに設定。2回プレーすれば必ず取れるくらいの難易度といい、一度に複数の景品を獲得する人もいる。設置前は2500万円だったうりゅう米の売り上げが、現在は3170万円に伸長した。
日本農業新聞