「彼らは私ではなく、クラブを支持している」敗戦後に口論を起こしたトッテナム指揮官、怒れるサポにメッセージはなし。あるのは強い覚悟
直近6戦1勝vs6戦5勝のロンドンダービー
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が現地時間12月6日、8日に行なわれるプレミアリーグ第15節のチェルシー戦に向けた会見に出席。サポーターとの口論について語った。 【動画】スタンド方面に向かい…ブーイングを浴びたポステコグルー監督が取った行動は? 現在10位のトッテナムは、5日に敵地でボーンマスと戦い、0-1で敗戦。ブーイングが飛び、ポステコグルー監督と一部のサポーターが衝突した。 クラブ公式サイトによれば、ボーンマス戦後に「私は人間なので、言われたことは好きではないが、対処しなければならない」と口にしていた指揮官は、改めてこの話題に触れ、こう考えを伝えた。 「彼らは私ではなく、クラブを支持しているんだ。誰が私を支持しているかなんて、全く興味がない。昨夜、ボーンマスに遠征したファンは筋金入りのサポーターだ。彼らは自分たちが見たものに満足しておらず、何か意見を言う必要があると感じていた。私はそのフィードバックを受け止めた。我々は次に進むよ」 トッテナムは直近の公式戦6試合でわずか1勝。その唯一の勝利は、4連覇中の王者マンチェスター・シティを4-0で、それも敵地で粉砕したものだ。 調子が安定せず怒れるファンへ、メッセージはあるかと問われると、ポステコグルー監督は「昨晩言ったように、メッセージはない」と回答。そのうえで「私はここにいるし、このフットボールクラブに成功をもたらすために戦う」と覚悟を示した。 自分たちとは対照的にここ6戦で5勝を挙げ、2位につけるチェルシーを下し、サポーターの怒りを鎮められるか。注目必至のロンドンダービーだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部