首都圏の私大入試でも「2教科試験だけの年内入試」がついに登場! 東洋大学の新入試が与えるインパクトとは?
まとめ|大学入試のピークが志望大学によって二分化する
近畿圏において、関関同立は「学校推薦入試 基礎学力テスト型」のような入試は行っておらず、関関同立や国公立大学を志望する受験生は年明けまで入試が続きます。対して、産近甲龍や「産近甲龍よりも入試難易度の低い大学」を第一志望とする受験生にとっては「年内入試」が主流となっています。 今回の東洋大学の動きに追随する私立大学が増えてくると、首都圏でも「国公立大学や早慶上理、GMARCHを志望する受験生は年明けまで入試」もしくは「日東駒専や『日東駒専よりも入試難易度の低い大学』を第一志望とする受験生は年内に入試終了」と二分されていくのではないかと思います。 この結果、正月に受験勉強をしている大学受験生のほうが少数派になる日が、近い将来にやってくるのかもしれません。
寺田拓司