肌寒くなったので毎日「湯船」に入っています。でも毎日シャワーと湯船を使っていると、かなり光熱費がかかりますよね……。1日の「入浴コスト」はどのくらいですか?
光熱費を抑えるための入浴節約術
湯船を毎日使いたいけれど光熱費が気になる方は、以下の方法でコストを抑えることができます。 (1)お湯の温度を下げる 42度ではなく、40度程度のお湯でも十分温まります。温度を下げることでガス代を節約できます。例えば、1人5分(50リットル)のシャワーを使用したとき、お湯の温度を42度から40度に下げると、1日あたり約8.1円、年間で約2900円の節約になります。 (2)残り湯を再利用する 洗濯や掃除に残り湯を使うことで、水道代の節約になります。また、洗濯機にかかるガス代も節約できます。 (3)追いだきを減らす 追いだきはガス代がかかるため、お湯を張ったらすぐ入るようにしましょう。家族で続けて入浴するのも効果的です。毎日2時間放置して、4.5度低下した200リットルの湯を追いだきする場合と比較すると、1年間で約6190円の節約になるそうです。 (4)シャワーは必要以上に流しっぱなしにしない シャワーを流す時間を、短縮するだけでも節約になります。45度のお湯を流すのに1分間短縮した場合、年間でガス代が約2070円、水道代が約1140円節約できるそうです。特に必要のないときは、シャワーを止めるようにしましょう。 (5)節水シャワーヘッドを使う シャワーの水量を減らすことで、ガス代と水道代の両方を抑えられます。節水シャワーヘッドを使うことで、水の量を30~50%減らすことができ、ガス代と水道代の両方を節約が可能になります。 こうした工夫を取り入れることで、湯船にかかるコストを大幅に抑えることができるでしょう。
毎日の入浴を楽しみながら節約しよう
湯船に毎日つかると、シャワーのみよりも光熱費が高くなりますが、リラックス効果や健康効果は魅力的です。光熱費が気になる場合は、お湯の温度を下げたり、残り湯を再利用したりすることで、節約しながら入浴を楽しむことができます。寒い季節だからこそ、工夫して快適なバスタイムを過ごしましょう。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 風呂・トイレ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部