インフルエンザに溶連菌やマイコプラズマ…“感染症ドミノ”に要注意 コロナ感染拡大も懸念…複数の感染症“同時多発”も 弱ったところに別のウイルス感染…秋の短さ原因か【しってる?】
秋が短いことも影響か…学校では複数の感染症が流行
竹俣キャスター: 小学校の先生だという女性に話を聞くと、クラスで複数の感染症が流行しているといいます。 小学校の先生(30代): みんなそれぞれ診断が下ってない、風邪とかお腹痛いとかなので(学級閉鎖に)ならないですね。胃腸炎だったり、あと咳、マイコプラズマ。 竹俣キャスター: 病気の種類が異なるため、学級閉鎖の判断がしづらいということなんですね。 いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長: いろんなウイルスがバイ菌があれこれ入れ食い状態でいるっていうのは、普段の年では想像しないようなことだと思います。 竹俣キャスター: なぜ、ここまで複数の感染症が同時多発的に流行しているのか。伊藤先生によると、秋が短かったことが原因ではないかと言います。通常、手足口病は夏の暑いときに流行するもので、一方で、溶連菌だったり、インフルエンザは寒く乾燥すると感染が広がり始めます。 ただ、2024年は、暖かい時期が長引いて秋が短かったため、夏の感染症が後を引いていて、さらに冬の感染症が流行し始めている、同時流行になってしまっているということです。ちなみに、病院(内科)にとって11月は例年、患者が落ち着く時期なんだそうですが、2024年は患者数がとても多いということでした。 SPキャスター柳澤秀夫さん: 外に出ないわけにいきませんからね。人との接触があれば、感染症に罹患するリスクはあるわけですから。だから、外へ出たら感染するということを前提に、やはりマスクの着用だとか、外出先から戻ってきたら手洗いをする、うがいをするという「基本の基」を励行するってこと以外にないんじゃないですかね。 竹俣キャスター: 医療現場では、検査キットや薬不足の懸念もあるそうです。 (「イット!」11月29日放送より)
イット!