小池都知事「倒れても本望」 30日の退院後、初会見
体調不良により6月30日まで入院していた東京都の小池百合子知事は2日、記者会見し、「コロナ禍対策の真っただ中、そして2020東京大会が間近に迫っている中で体調を崩して、多くの方々にご心配ご迷惑をおかけした」と謝罪した。また「都にとって、いまほど重要な時期はない」としたうえで「山積する課題に全力で取り組んでいく。どこかでばたっと倒れているかもしれないが、それも本望だと思ってやり抜いていきたい」と語気を強めた。
小池知事は通常、毎週金曜午後2時から定例会見を開いている。今週は開かれないという一部報道もあったが、2日になり一転、時間を変えて午後4時から行われた。 会見で小池知事は、体調不良について新型コロナウイルスへの感染は否定。今後の公務については「医師に判断を仰ぎながら進めたい」とした。