関東北部で積雪最大114センチ 大雪の峠は超えるが明日まで警戒 今夜50センチ降雪も 25日まで雪崩に注意【気象情報】
気象庁は23日午後4時41分、大雪に関する関東甲信地方気象情報(第6号)を発表した。 【図】大雪注意報が発表されているエリア【図】明日午前1時の積雪の深さ予想 関東北部に積雪エリアが広がる
冬型の気圧配置は24日にかけて続く見込みで、東日本の上空約5500メートルには氷点下33度以下の強い寒気が流れ込むもよう。関東地方北部では大雪の峠は越えたが、長野県では、23日夜のはじめごろから24日昼過ぎにかけて警報級の大雪となる可能性があるという。 23日午後4時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)は、群馬県みなかみ町藤原で114センチ、長野県信濃町で73センチなど。 23日午後6時から24日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、関東地方北部が50センチ、甲信地方が50センチ。上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があるという。 長野県と関東地方北部では、引き続き25日にかけて、なだれに注意するよう呼びかけている。 =埼玉新聞WEB版=