大磯町の新庁舎整備事業 参加表明の2者が辞退し募集は中止に
大磯町は新しい庁舎の建設について、公募型のプロポーザル方式に参加表明を提出していた事業者2者がいずれも辞退届けを提出したため、事業者募集の手続きを中止したと発表しました。新庁舎完成の時期については遅れる可能性が出てきています。 大磯町では去年3月に築50年以上が経過し耐震性に課題がある現在の庁舎について整備基本計画を策定。 庁舎の前にあるいまの駐車場の位置に新庁舎の建設を予定しています。 そのため町は、ことし9月の下旬から設計・施工等の業務を一括で行う設計施工一括発注方式DB方式の実施に向け、事業者を公募型のプロポーザル方式で事業者を募集していました。 しかし、10月末に技術提案書の作成が間に合わないことを理由として1者から参加辞退届の提出があり、今月19日には見積金額が町が設定した提案上限金額の43億6000万円余りを上回ってしまうとして、もう1者から参加の辞退届が出されたということです。 これを受け町は事業者募集の手続きについて中止を発表。 今後、参加辞退をした2者にヒアリングを行い辞退に至った原因を調べるとともに、対応を検討したうえで改めて公募による事業者募集の手続きを進めたいとしています。
tvk