今日コートジボワール戦。久保建英の先発抜擢なら森保Jの何がどう変わるのか?
「ちょっとオープンゲームみたいになってきていたので、そのなかで空いたスペースで受けて、前へボールを運べたら、という意識で入りました。最後のところで途中出場の選手がもっと流れを変えないといけないし、もっと落ち着きをもたらすとか、いろいろなことができたのかなと思いますけど。それでも久しぶりの代表でこうしてサッカーができて、あとは結果だけなのかなと思います」 カメルーン戦後に久保が言及したオープンゲームとは、時間帯的にお互いにゴールを求めるあまりに、ボールの行き来が激しくなった状態を指している。前半のキックオフを告げる笛を聞く状態でピッチに立てれば、また違った変化を加えられる、という自負が込められた言葉にも聞こえてならない。 新型コロナウイルス禍で、金田喜稔がもつ19歳119日の代表最年少ゴール記録の更新はなくなった。それでも久保が待望の代表初ゴールを決めれば、19歳131日で歴代2位に名前を刻む可能性をもつコートジボワール戦は、日本時間13日の午後11時45分にキックオフを迎える。 (文責・藤江直人/スポーツライター)